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長期計画の立て方 その3

5年後のイメージをディスカッション
5年後のイメージが、どうしても頭に浮かばないという社長は、私達のような外部の人間と、気楽にディスカッションしてもいいかと思います。
1人で考えていると、潜在化しているものが、顕在化しにくいものです。話をすることによって、いろいろ思い浮かび、顕在化してくることもあります。
経営者にとっては、最も楽しい作業の1つではないかと思います。
前述の7つの目次が出たならば、以下の2つを考えてみてください。
1 自社の特色
2 自社の欠陥
よく言われる強みと弱みの分析です。
そのそれぞれのポイントは、強みに関しては、顧客に対して、他社よりも優れた商品やサービスは何かということ。
その分野は何なのかということです。それは1人よがりであってはならないのです。
その判断を間違わないようにすることがポイントです。
人材不足の弱み
弱みに関しては、人材不足をあげてはならないということ。
人材不足は、企業が発展していく上では、常につきまとうものだからです。これをあげると、「わが社の欠陥は、人材不足です。終わり。」となります。従って、これを弱みとしてあげるのは間違いです。
私は以下のように思います。弱みの大きなものは概ねどの企業も以下の2つです。
1 販売力不足
2 事業構造そのもの
簡単に言うと、単一顧客、単一製品、単一得意先です。
上記のことを明確にすることで、5年後のイメージがさらに強くなればそれでいいと思います。それをやっても変らないのであれば、それもいいと思うのです。とにかく、イメージをつけて、5年後をまず描いてみましょう。
家を建てるときも、何度も設計図のやり直しをします。長期計画のイメージもそれでいいと思うのです。前向きに発展的に変えていければそれでいいのです。

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